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2008年9月

巾着田

2008928 ほぼ毎年訪ねている巾着田。今年は開花時期に休みがなかなか合わず、諦めていたのだが、それでも行けず終いでは寂しと思い開花情報を調べたところ、今月中はまだ大丈夫そうなので出掛けることにした。いろいろと思い出の詰まった場所でもあるので少々無理してでも行きたくもあったのだが。

ところが、新幹線に乗って長野を出て暫くし、佐久平駅で停車したまま全く動かなくなってしまった。車内放送によると、大宮~上野間の信号トラブルが未復旧で、運転再開のめどが立たないらしい。

仕方なく小海線に乗り換え、中央線経由で向かうことにした。他の乗客も小海線に殺到、先に並んでいた私を押しのけて乗車しようとする輩もいた。いつも思うのだが、長野県には「整列乗車」という概念は存在しえないのだろうか。恥ずかしい限りである。さらに、車内には携帯電話で通話する連中がたくさん。こういう状況下である。必要最低限度の連絡は許されよう。しかし、大声で長々と通話する連中の何と多いことか。向かいの座席の初老の男性、「オブチザワまで行って乗り換えますヨ~」・・・何人もに掛けなおしては同じ事をしゃべり続ける。いい加減、受忍限度を超えそうなので睨みつけてやったが、車内のマナーなんぞ気にしないだろうな。こういう連中は。

そんなこんなで巾着田に着いたのは15時半過ぎ。もう日も傾きかけ、しかも空は厚い雲に覆われており、薄暗い状況。どうせならスッキリとした青空と降り注ぐ陽光の下で見たかった・・・が、嘆いても仕方ない。花は終わりかけの部分が多くなってはいるが、まだ暫くは鑑賞できそうである。

時間があって天気が良ければ日和田山にでも登って俯瞰したい、とも思っていたが、今回は残念なことに時間なし・天気悪しなので諦め、高麗神社に参拝した後、高麗川駅まで歩いて帰途についた。Photo

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入笠山

200899_019 入笠山(にゅうかさやま)。各種メディアで紹介されたこともあり、近年、過剰に人気が出てしまい、混雑することも多くなった。しかし、それでもこの愛すべき山の魅力は尽きることが無い。「アクセスが良い」「眺めが良い」「花が多い」という3点を全て満たすのだから、凡そ山が好きな人にとって「よき山」であることは間違い無かろう。

今回、「せっかく天気が良いのだから」ということで、日頃世話になっている叔母夫婦とともに出かけることにした。・・・と言っても、出発は11時頃。こんなにのんびり行けるのも、入笠山ならではだ。200899_016

この日はマイカー規制も無い。マナスル山荘前からまだ多数の花が咲いている中を登ること約30分で山頂に到着。期待に違わぬ大展望が迎えてくれた。まさに360度の展望。南アルプスの北端に位置し、伊那・諏訪・甲府の盆地に囲まれているのだから、南ア中南部を除くわが国の高峰の殆どが見渡せると言っても過言ではないだろう。また、足下の富士見を見下ろすと、その高度感に、まるで空に浮かぶ小島にいるような錯覚さえ覚える。 まさに爽快という言葉がぴったりな山である。

ただ、残念なことに、山頂や登山道周辺のゴミが目立つようになってしまった。多くの人がこの山を楽しむのはたいへん結構なことではあるが、常識のない観光客や登山者の増加は嘆かわしいことである。入笠に限らず、どこの山域でも、近年はツアー客が急増しているが、利益優先の業者や、大挙して押しかけるマナー意識の無いツアー客にはご遠慮願いたいものだ。各地の山々は、地元民にとって信仰の対象、つまり「神」でもあるのだから。

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新作花火大会

200896_005 毎年、9月の第一土曜日に開催される花火大会。年々規模も知名度も上がり、至近では容易に観られなくなってしまった・・・が、諏訪湖のいいところは、会場から離れた下諏訪・岡谷の湖岸や高台でも十分に鑑賞できる点。迫力には欠けるが、全景を楽しみたい人には寧ろこっちの方が良いかも。

仕事の都合で8月15日の花火大会をほとんど観られなかったので、「せめて新作でも」と思い、下諏訪の自宅から徒歩で出発、旧甲州街道を上諏訪に向かう。途中で花火が上がり始め、上諏訪に近づくにつれて大音響が迫力を増してくる。

温泉寺前から坂を上った辺りが我がベスト鑑賞地点(笑)で、ここは背後の山が半円形を描いており、ちょうどコンサートホールの客席にいる感じで前後からの音響がとてもヨイ。但し、路肩には既に多数の見物がぎっしりといるので、座って優雅に・・・とは行かないのだ。なので、いつも大汗をかきながら坂道を上りつつ鑑賞、である。まあ、いろんなアングルから鑑賞できるという利点もあるけど。

前回はさらに上の立石公園まで行ったのだが、今回はずくなしの性分が出て早々と山を下ることにした(実はこのおかげで後々助かることになる)。手長神社の石段を下り、上諏訪駅方面へ。まだ駅前の混雑は始まっていない。線路を越えて諏訪湖畔に近づくと、さすがに人が多い。しかし、まだ大半の人は鑑賞中なので歩行には困らない程度の混雑振りであった。さすがに直下にいると、迫力は半端ではない。付近の家屋の窓が一斉にビリビリと振動するのだが、その振動をもろに受けるので、反射的に伏せてしまうんじゃないか、という程である。それを考えると、花火師の皆さんはホント大変なんだな、と思う。

そんな感じでテクテク2時間程歩き回って下諏訪に戻ってきた・・・ところで、激しい稲妻と雷鳴が・・・!実は、花火大会の間じゅう遠くでゴロゴロ鳴っていたのだが、ついに接近してきたらしい。自宅から100m程のところで大粒の雨が降り出した。慌てて帰宅し、損害軽微で済んだのだが、湖畔でゆっくり鑑賞していた方々は酷い目に遭っただろうな。私も立石公園まで上っていたら今頃は・・・。

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